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三角関数の合成(加法定理)

📖 言葉で読む:三角関数の合成

サインの波とコサインの波をたし合わせると、どんな形になるだろう。バラバラの2つの波が、1つのなめらかな波にまとまるようすを見てみよう。

三角関数のおもしろい性質を見てみよう。サインの波とコサインの波、この2つを足したら、どんな形になると思う?

これだけ思い出そう

「三角関数のグラフ」で、sin\sincos\cos が横にずれた双子のような波だったね。今回はその2つの波を1つにまとめる合成をさぐるよ。「三平方の定理」とつながる場面も出てくるよ。

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    三角関数のおもしろい性質を見てみよう。サインの波とコサインの波、この2つを足したら、どんな形になると思う?

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    1本目が y=sinθy = \sin\theta(赤)、2本目が y=cosθy = \cos\theta(青むらさき)。形はそっくりで、横に少しずれた双子みたいな波だね。

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    同じ角度θのところで、2つの高さを足していくよ。たとえば θ=0\theta = 0 では sin=0\sin = 0cos=1\cos = 1。足すと 1 だね。

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    足し合わせた結果がこの黄色い波。バラバラだった2つが、ひとつのなめらかな波にまとまった!θ=0\theta = 0 ではちょうど高さ 1 だね。

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    θを進めても、赤+青むらさきの高さ=黄色の高さ、がずっと成り立つよ。点を動かして確かめてみよう。

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    いちばん高くなるのは θ=45\theta = 45^\circ(ラジアンだと π4\frac{\pi}{4}≈0.79、最初の山のところ)。波の高さは 2\sqrt2≈1.41 で、これが合成した波の振幅だよ。

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    なぜ 2\sqrt2? じつは 12+12\sqrt{1^2+1^2} なんだ。2つの波を直角三角形の2辺だと思うと、合成した波の高さはその斜辺=2\sqrt2。三平方とつながってるね。

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    横のずれ 4545^\circ の正体は「加法定理」。2つの角の和の sin\sin を、sinαcosβ+cosαsinβ\sin\alpha\cos\beta + \cos\alpha\sin\beta と分解できる公式だよ。

    sin(α+β)=sinαcosβ+cosαsinβ\sin(\alpha+\beta)=\sin\alpha\cos\beta+\cos\alpha\sin\beta
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    これを使うと 2sin(θ+45)\sqrt2 \sin(\theta + 45^\circ) はちょうど sinθ+cosθ\sin\theta + \cos\theta に戻るんだ。バラバラの2つを1つの波にまとめる、これが合成だよ。スライダーでθを動かしてみよう。

    2sin(θ+45)=2sinθcos45+2cosθsin45=sinθ+cosθ\sqrt2\,\sin(\theta+45^\circ)=\sqrt2\sin\theta\cos45^\circ+\sqrt2\cos\theta\sin45^\circ=\sin\theta+\cos\theta

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