三角関数のグラフ
。 つの波が つにまとまる。
と が混ざった式 は、たった つの正弦波 にまとめられるよ。振幅(波の高さ)は 、横のずれ は ・ を満たす角(=点 の向き)。たとえば 。バラバラの つの波が つの波になるから、最大・最小がひと目で分かる()。これがいちばんの値打ちだね。
は定数で、同時に ではない(でないと波にならない)。ずれの角 は ・ の両方で決める( だけだと象限がずれることがある)。点 がどの向きにあるかで が決まる、と思えばいいよ。
目標の形 を加法定理でばらし、係数を に合わせる角 がちゃんと取れることを確かめる。
右辺を加法定理でばらすと 。これが と一致するには、 と の係数をそれぞれ合わせればいいね。
係数をくらべると 、。つまり 、 となる を選べばよい。
この つを 乗して足すと、分子も分母も でそろって下の式になる。 が になる角 は必ずあるから(点 を半径 の円にのせた向き)、合成はいつでもできるんだ。
振幅 は、係数 を 辺とする直角三角形の斜辺=三平方の長さそのもの。 なら 、ずれは で になるね。
合成の逆は「展開」。 を加法定理でばらせば、いつでも にもどせる。「 つの波の和 つの波」と双方向に行き来できるんだ。 でまとめたいときは の形にもできる(同じ波の別の書き方)。
つまずきやすいのは 点。① 振幅は 。係数 を直角三角形の 辺と見たときの斜辺(三平方)だよ。② は と の両方で向きを決める(符号に注意)。合成すると から、 の最大は 、最小は とすぐ読める。最大最小問題の定番だね。
言葉で読んだら、動くアニメと自分の手で確かめてみよう。
この定理が、実際の問題でどう効くのかを見てみよう。