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大きな正方形が1枚。この面積を「1」とするよ。これを半分ずつ、限りなく分けて敷きつめていくと、合計はどこへ向かうと思う?
アニメを見なくても、このページの流れを最後まで文章で追えるよ。
大きな正方形が1枚。この面積を「1」とするよ。これを半分ずつ、限りなく分けて敷きつめていくと、合計はどこへ向かうと思う?
1/2・1/4・1/8…と、半分ずつをずっとたし続けるよ。合計はどんどん大きくなって正方形をはみ出す? それともある数で止まる?
まず半分。下半分をぬると、これが 1/2。合計はまだ 1/2 だね。
残ったすきまの、また半分をぬる。これが 1/4。たすと 1/2 + 1/4 = 3/4 まで埋まったよ。
さらにその半分で 1/8。合計は 7/8。すきまが半分ずつ小さくなって、正方形がどんどん埋まっていくね。
1/16、1/32 と続けるよ。すきまはそのたびに半分。もうほんの少ししか残っていないね。
このまま無限に続けると、すきまは限りなく0に近づき、ぬった面積の合計はちょうど1になる。1/2 + 1/4 + 1/8 + … = 1 だよ。
じつは 0.999… = 1 と同じこと。限りなくたし続けた先(極限)が、ぴったり1。図形なら「すきまが消える」で見えるね。これが極限の使いどころだよ。
解き方がわかったら、次は答案に書く番。テストの解答用紙には、こんなふうに書けば伝わるよ。
正方形の面積を とする。1回目に面積 をぬり、その後は毎回、残りのすきまの半分をぬる。 回ぬったあとの残りは なので、 回目にぬる面積は である。
回目までにぬった面積の和を とすると、 は初項 、公比 の等比数列の初項から第 項までの和なので
(確かめ) で、3回ぬったあとの面積と一致する。
を限りなく大きくすると は限りなく に近づくので、 は限りなく に近づく。この近づく先を、限りなくたし続けたときの和とする。
答え 合計は限りなく に近づく()
減点されやすいポイント
無限の和は、いきなり「全部たすと」とせずに、まず 回目までの和 を式にしてから、 を大きくしたときの行き先を書こう。最初の正方形の までたしてしまうと で に近づく、と取りちがえるよ。たす数はずっと正でも、 は で をこえないから、限りなく大きくはならないね。