ベクトル
基準点 を決めると各点は位置ベクトルで表せる。 の内分点は 。係数の和が なら直線 上(共線)。
基準点 を つ決めると、どの点も「 からの矢印」=位置ベクトルで場所を表せるよ。点 の位置ベクトルを とすると、線分 を に内分する点 の位置ベクトルは 。各頂点には「反対側の比」がつく( には遠い方の 、 には )のがポイント。とくに中点()なら 。一般に と書け、 のとき(かつそのときだけ) は直線 上にある。
が一次独立(平行でなく、ともに でない)なら、平面上の各点の という表し方は 通りに決まる。だから 通りで書いた式が等しいとき、 の係数どうしを比べてよい(係数比較=連立方程式のもと)。
と分解し、 を の実数倍で表してまとめる。
は線分 を に分けるから、 は の 倍。向きも同じなので、ベクトルでも 。
基準点 から見ると 。、 を代入する。
の係数を整理すると 。まとめると下の式になり、係数の和は だね。
係数の和が になるのは、 が直線 上にあるしるし( が共線条件)。中点は を入れて と確かめられる。
で は直線 上にある(共線条件)。 点が一直線かどうかは係数の和が かで判定できるよ。外分点は比の一方を負にとれば( など)同じ公式で表せる。
つまずきやすいのは係数のつき方。 の につくのは ではなく遠い側の 。「近い点ほど重みが大きい」と「公式では遠い側の比がつく」が両立しているのは、 が に近いほど が大きく、 の重み も大きくなるから、と確かめると納得できる。三角形の重心 もこの内分の延長だよ。
言葉で読んだら、動くアニメと自分の手で確かめてみよう。
この定理が、実際の問題でどう効くのかを見てみよう。