順列・組合せ
異なる 個から 個を取って並べる順列は 、順番を区別せず選ぶ組合せは 。
異なる 個から 個を取り出すとき、「並べる」か「選ぶだけ」かで数え方が変わるよ。並べる(順番を区別する)のが順列で、 個目は 通り、 個目は残りの 通り、… とかけ算して 。順番を気にせず選ぶだけ(組を作る)のが組合せ。同じ組は、その中での並べ替え 通りぶん、順列では何回も重複して数えている。だからその重複でわって 。「並べる=かけ算」「選ぶ=順列を並べ替えでわる」。この つの見方の関係が、数え上げの土台になるんだ。
取り出すもとの 個がたがいに異なり、同じものを 度は取らない(取って並べる/選ぶ)こと。。順番を区別するなら順列、しないなら組合せを使う。ここの読み分けがいちばん大事だよ。同じものを含む並べ方や、同じものを何度でも取れる重複順列・重複組合せは、これとは別の数え方になる。約束として 、 とする。
並べる数 をかけ算の原理で出し、同じ組が並べ替え 通りぶん重複して数えられていることから、 を割り算で導く。
まず並べる数(順列)。 個目は 通り、 個目は残りで 通り、… と 個目まで選ぶと、かけ算の原理で次のようになる。
次に組合せを考える。 個を「選ぶだけ」なら、選んだ 個の組が つに対し、その中の並べ方は 通り。順列ではこの 通りを別々に数えていた。
つまり順列 は、組合せ つを 回ずつ重複して数えた結果。だから「順列 組合せ 」が成り立つ。
両辺を でわれば、下の式が出る。「並べてから、順番違いの重複を割り落とす」。これが選ぶ数え方の正体だよ。
便利な性質に がある(「 個選ぶ」=「残す 個を選ぶ」だから)。 が大きいときは小さい方で計算すると速い。パスカルの三角形 や、二項定理 の係数も、すべてこの だよ。円形に並べる円順列は、回転して同じ並びを つと数えるので になる(順列を回転ぶん でわる、同じ「重複でわる」考え方)。
言葉で読んだら、動くアニメと自分の手で確かめてみよう。
この定理が、実際の問題でどう効くのかを見てみよう。