数列・Σ・漸化式・帰納法
タイルを形に並べた数。三角数 、四角数 。四角数の階差は奇数 で、。
タイルを三角形や正方形に並べてできる数を図形数というよ。 段目に 個、 段目に 個…と積んだ三角数は 。 辺 の正方形に並べた四角数は 。おもしろいのは「階差( つ大きくしたときに増えるタイル数)」で、四角数を から にすると、外側に L字(かぎ形)の帯が残り、その数は の奇数になる。だから四角数は奇数を順に足したもので、。三角数の階差は (まっすぐ ずつ増える)。図形数は「前の形に階差を足して育てる数列」として、数列の規則性を目で確かめるのにぴったりなんだ。
は段数・ 辺の個数(正の整数)。階差(L字=)を考えるのは つ前の図形がある のとき( は前の正方形が無く L字が定義できない)。三角数の和の公式 は そのもので、Σ(和)の公式の特別な場合だよ。
四角数の階差を代数と図の両方で確かめる。 を展開すると で、それが L字のタイル数(右の列+上の行)とぴったり合うことを見る。三角数の公式は階段を つ重ねて長方形にして出す。
四角数を つ大きくしたとき増えるタイル数は、新しい正方形と前の正方形のタイル数の差。これを展開して整理すると、いつも奇数になるんだ。
図で見ると、前の正方形 を隅にそろえて重ねたとき、外側に残る L字は「右の列 個」と「上の行 個」。合わせると、さっきの式とぴったり一致するよ。
この増分を から積み上げると四角数になる。だから奇数を順に足していくと四角数になる、というわけだね。
三角数 は、同じ階段をもう つ逆さに重ねると縦 ・横 の長方形(タイル 個)になる。これは和 組ぶんだから、半分が三角数。四角数とも、連続する つの三角数の和でつながっているよ。
四角数と三角数はつながっていて、連続する つの三角数を足すと四角数になる()。三角数を つ重ねると の長方形ができることからも分かるね。図形の組み替えで数の関係が見える、というのが図形数の値打ちだよ。
つまずきやすいのは三角数の公式と「 番目までの和」を混同すること。 は から までの和なので、 のように、 番目の項ではなく合計を表す。階差の向きにも注意しよう。四角数の階差は奇数 (差が ずつ増える)、三角数の階差は (差が ずつ増える)で、別物。図で「増えたぶん=L字」を毎回数え直すと取り違えにくいよ。
言葉で読んだら、動くアニメと自分の手で確かめてみよう。
この定理が、実際の問題でどう効くのかを見てみよう。