複素数平面
を点 で表すと、絶対値 は原点からの距離、偏角は実軸からの角。共役 は実軸対称で 。
複素数 を、横軸に実部 ・縦軸に虚部 をとった平面上の点 で表すよ(複素数平面)。原点 から までの距離が絶対値 、実軸の正の向きから測った角が偏角 。この つを使うと と極形式で書ける。共役複素数 は を実軸に関して折り返した点で、、そして が成り立つ。
は実数で 。偏角は (または )のように範囲を決めて つに定める。 のときは で、偏角は定まらない(向きが決められない)。
を点 とみて、実部 ・虚部 を脚とする直角三角形に三平方の定理を当てる。
を点 に対応させると、 が横(実軸方向)、 が縦(虚軸方向)の移動量。点 から実軸へ垂線を下ろすと、横 ・縦 ・斜辺 の直角三角形ができる。
この直角三角形に三平方の定理を使うと 。 は長さ(原点から までの距離)だから、その平方根が絶対値 になる。
偏角 はこの直角三角形の角だから、、。よって 、 で、 と極形式になる。
共役 は実軸に関する鏡像。積 を計算すると のおかげで虚部が消え、実部だけが残って絶対値の 乗になるんだ。
絶対値 と偏角 の組(極形式)が決まれば、 で が つに定まる。逆に直交形 からは で行き来できるよ。
は「大きさ」、偏角は「向き」。和・差は直交形 が、積・商は極形式が得意で、積では絶対値はかけ算・偏角は足し算になる(ド・モアブルや回転につながる)。共役は を使って分母を実数化(わり算)するのに役立つ。 点間の距離は でそのまま測れる。 は原点と点 の距離公式そのものだね。
言葉で読んだら、動くアニメと自分の手で確かめてみよう。
この定理が、実際の問題でどう効くのかを見てみよう。