順列・組合せ
を展開すると、 の項の係数は組合せ になる。
を展開した各項の係数が、組合せ できれいに表せる、という定理だよ。 の項の係数が 。たとえば (係数は )。(係数 )。この係数の列は、ちょうどパスカルの三角形の各段と同じだよ。
は自然数。係数 ( 個から 個を選ぶ組合せ)はパスカルの三角形の第 段にそのまま並ぶ。 は数でも文字でもよい(分数や負の数を代入しても成り立つ)。
は を 個かけた積。展開して の項が何回できるかを、組合せの考え方で数える。
は 個の因数の積。展開すると、各因数から か をどちらか1つずつ選んで掛けた項が、選び方の数だけできる。
そのうち という項は、「 個の因数のうち 個から を選び、残り 個から を選ぶ」と作られる。
その選び方の数は、 個から を取る 個を選ぶ場合の数、つまり 通り。だから同じ が 回現れ、まとめると係数は になる。
を から まで動かして全部足せば、。係数がパスカルの三角形と一致するのは、組合せが同じ規則()で増えるからだよ。
に具体的な数を入れると、組合せの便利な等式が取り出せる。 とすると (組合せの総和)、 とすると (交代和は 0)。展開の定理が、数え上げの公式に化けるんだ。
指数の動きに注目。 で の指数 と の指数 は逆向きに動き、足すといつも 。係数 は左右対称()なので、係数の列も のように対称になる。 の「」を落とさないでね。あの こそ だよ。
言葉で読んだら、動くアニメと自分の手で確かめてみよう。
この定理が、実際の問題でどう効くのかを見てみよう。