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証明: 三平方の定理

📖 言葉で読む:三平方の定理(ピタゴラスの定理)

直角三角形の3辺には a2+b2=c2a^2+b^2=c^2 という関係がかくれている。見て納得したこの三平方の定理を、今度は正方形の面積を2通りに数えて、筋道立てて示してみよう。

CBAabc

C\angle C が直角の三角形。直角をはさむ2辺を aabb、斜辺を cc と呼ぶよ。この3辺のあいだに a2+b2=c2a^2+b^2=c^2 が成り立つことを、面積で示していこう。

これだけ思い出そう

おもな道具は2つ。「三角形の内角の和は 180180^\circ」は、内側にできる四角形が正方形だと見ぬくのに使う。展開の公式 (a+b)2=a2+2ab+b2(a+b)^2 = a^2+2ab+b^2 は、面積を数えるときに効いてくるよ。

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アニメを見なくても、このページの流れを最後まで文章で追えるよ。

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    C\angle C が直角の三角形。直角をはさむ2辺を aabb、斜辺を cc と呼ぶよ。この3辺のあいだに a2+b2=c2a^2+b^2=c^2 が成り立つことを、面積で示していこう。

  2. 2

    同じ三角形をあと3枚。中心のまわりに 9090^\circ ずつ回して並べるよ。どの辺でも aabb がつながるから、外側は1辺 a+ba+b の正方形になる。4本の斜辺が内側に四角形をつくったね。

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    内側の四角形の4辺を見て。どれも直角三角形の斜辺だから、長さはぜんぶ cc だ(同じ色の印)。

  4. 4

    こんどは角。三角形の内角の和は 180180^\circ で、そのうち1つは直角だよね。だから残り2つの角、緑と紫を足すとちょうど 9090^\circ になる。

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    BB に注目。となりの三角形は回してできた合同な三角形だから、その鋭角はもとの緑の角と等しいよね。底辺は一直線 180180^\circ。紫と緑で 9090^\circ 使うから、残りはやっぱり 9090^\circ だ!

  6. 6

    残りの3つの角にも、まったく同じ理由が使える。4辺が cc で等しくて、4つの角がどれも直角。これで内側は1辺 cc の正方形だと確定したよ。面積は c2c^2 だね。

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    ここから面積を2通りに数えるよ。まず全体。大きい正方形の1辺は a+ba+b だから、面積は (a+b)2(a+b)^2。展開すると a2+2ab+b2a^2+2ab+b^2 だ。

  8. 8

    同じ全体を、こんどは中身で数えよう。三角形1枚の面積は 12ab\tfrac12 ab で、それが4枚。そこに内側の正方形 c2c^2 を足せば、やっぱり全体になるね。

  9. 9

    同じ面積を2通りに数えたのだから、この2つは等しい。両辺から 2ab2ab を引くと…ほら、三平方の定理が出てきた!

    a2+2ab+b2=2ab+c2    a2+b2=c2a^2+2ab+b^2 = 2ab+c^2 \;\Longrightarrow\; a^2+b^2=c^2
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    同じものを2通りに数えて、出てきた式をくらべる。面積を使う証明の王道だよ。答案では「内側が正方形になる理由」まで書けると満点だね。

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