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直角三角形の3辺には という関係がかくれている。見て納得したこの三平方の定理を、今度は正方形の面積を2通りに数えて、筋道立てて示してみよう。
が直角の三角形。直角をはさむ2辺を ・、斜辺を と呼ぶよ。この3辺のあいだに が成り立つことを、面積で示していこう。
おもな道具は2つ。「三角形の内角の和は 」は、内側にできる四角形が正方形だと見ぬくのに使う。展開の公式 は、面積を数えるときに効いてくるよ。
あやしいと思ったら、先にここへ戻ろう
アニメを見なくても、このページの流れを最後まで文章で追えるよ。
が直角の三角形。直角をはさむ2辺を ・、斜辺を と呼ぶよ。この3辺のあいだに が成り立つことを、面積で示していこう。
同じ三角形をあと3枚。中心のまわりに ずつ回して並べるよ。どの辺でも と がつながるから、外側は1辺 の正方形になる。4本の斜辺が内側に四角形をつくったね。
内側の四角形の4辺を見て。どれも直角三角形の斜辺だから、長さはぜんぶ だ(同じ色の印)。
こんどは角。三角形の内角の和は で、そのうち1つは直角だよね。だから残り2つの角、緑と紫を足すとちょうど になる。
に注目。となりの三角形は回してできた合同な三角形だから、その鋭角はもとの緑の角と等しいよね。底辺は一直線 。紫と緑で 使うから、残りはやっぱり だ!
残りの3つの角にも、まったく同じ理由が使える。4辺が で等しくて、4つの角がどれも直角。これで内側は1辺 の正方形だと確定したよ。面積は だね。
ここから面積を2通りに数えるよ。まず全体。大きい正方形の1辺は だから、面積は 。展開すると だ。
同じ全体を、こんどは中身で数えよう。三角形1枚の面積は で、それが4枚。そこに内側の正方形 を足せば、やっぱり全体になるね。
同じ面積を2通りに数えたのだから、この2つは等しい。両辺から を引くと…ほら、三平方の定理が出てきた!
同じものを2通りに数えて、出てきた式をくらべる。面積を使う証明の王道だよ。答案では「内側が正方形になる理由」まで書けると満点だね。