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証明: チェバの定理

📖 言葉で読む:チェバの定理

1点に集まる3本の線がつくる比の積は、必ず 1 になった。今度はその理由を示すよ。武器は、さっき組み立てたメネラウスの定理そのものだ。

ABCPDEF

三角形の中に点 PP をとって、各頂点から PP を通る線を向かいの辺まで引くよ。足を DDEEFF とするね。この3つの比の積が 11 になる、というのが示したいことだ。

これだけ思い出そう

「証明: メネラウスの定理」で、三角形を1本の直線が横切る形なら比の積が 11 になると示したね。今回はその形を、チェバの図の中から2つ見つけ出すよ。

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  1. 1

    三角形の中に点 PP をとって、各頂点から PP を通る線を向かいの辺まで引くよ。足を DDEEFF とするね。この3つの比の積が 11 になる、というのが示したいことだ。

  2. 2

    武器はメネラウスだよ。ABD\triangle ABD(紫)を見て。直線 CFCF が、辺 ABABFF、辺 DADAPP、辺 BDBD の延長を CC で切ってる。頂点を通らずに3辺を切る、横断線の形そのものだ!

  3. 3

    AA から一周する向きで比を書こう。辺 ABAB 上の FF、延長上の CC、辺 DADA 上の PP の順にたどるよ。メネラウスの定理から、3つの比の積が 11 だと言えるね。

  4. 4

    同じ見方をもう1回。今度は ACD\triangle ACD だよ。直線 BEBE が、辺 ACACEE、辺 DADAPP、辺 CDCD の延長を BB で切ってる。ほら、また同じ形が隠れてた!

  5. 5

    こっちも AA から一周だよ。辺 ACAC 上の EE、延長上の BB、辺 DADA 上の PP の順だね。そっくりな式が出てきた。DPPA\dfrac{DP}{PA} が両方の式に居るのがポイントだよ。

  6. 6

    じゃまな DPPA\dfrac{DP}{PA} を消そう。割るというのは、逆さまにして掛けること。ACD\triangle ACD の式をひっくり返して掛ければ、DPPA\dfrac{DP}{PA} どうしが約分できるね。

  7. 7

    残った式を見て。BCBCCBCB も同じ長さだから、これも約分できる。並べかえれば…ほら、チェバの定理そのものだ!図の赤が分子、緑が分母だよ。

    BDDCCEEAAFFB=1\frac{BD}{DC}\cdot\frac{CE}{EA}\cdot\frac{AF}{FB} = 1
  8. 8

    コツは「メネラウスが使える三角形と横断線」を図から探すこと。しかも延長の先にあるのは元の頂点 CCBB だから、線を1本も足さずに済んだね。証明した定理は、次の武器になるんだ。

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