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相加平均 ≥ 相乗平均

📖 言葉で読む:相加平均と相乗平均の関係(相加相乗平均)

2つの正の数の平均には、たしてわる「相加平均」と、かけてルートをとる「相乗平均」があるよ。この2つの大きさを、正方形の面積くらべで見くらべてみよう。

ab

2つの正の数 aabb があるよ。たて bb・横 aa の長方形を作ると、面積は a×ba \times b。いまは 9×19 \times 1 で、面積は 9 だね。

これだけ思い出そう

「平方根は正方形の一辺」で、ab\sqrt{ab} が面積 abab の正方形の一辺だったね。「(a+b)² は4つのタイルに分かれる」で見た正方形の作りとあわせて、今回は2つの平均の大小をさぐるよ。

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  1. 1

    2つの正の数 aabb があるよ。たて bb・横 aa の長方形を作ると、面積は a×ba \times b。いまは 9×19 \times 1 で、面積は 9 だね。

  2. 2

    この長方形と『同じ面積』の正方形(緑)を作ると、一辺は ab\sqrt{ab} になる。これを相乗平均と呼ぶよ。9=3\sqrt{9} = 3 だね。

  3. 3

    もう一つ、aabb をならした平均 (a+b)/2(a+b)/2 を相加平均というよ。一辺 (a+b)/2(a+b)/2 の正方形(赤)を作ろう。(9+1)/2=5(9+1)/2 = 5 だね。

  4. 4

    2つの正方形を重ねてみると…相加平均(赤)のほうが相乗平均(緑)より大きくて、まわりにはみ出してるね。5>35 > 3 だ。

  5. 5

    aabb を変えても、赤が緑をはみ出す関係は崩れない。相加平均 \ge 相乗平均 がいつも成り立つんだ。

  6. 6

    じゃあ等しくなるのはいつ? a=ba=b にしてみよう。aabb も 4 にすると…ぴったり重なった!相加平均=相乗平均=4 だね。

  7. 7

    なぜいつも相加 \ge 相乗? じつは2つの正方形の面積の差は ((ab)/2)2((a-b)/2)^2。2乗はぜったいマイナスにならないから、赤が緑より小さくなることはないんだ。

  8. 8

    まとめ。(a+b)/2ab(a+b)/2 \ge \sqrt{ab}、等号は a=ba=b のときだけ。これは不等式の証明や最小値さがしでとても役立つ、有名な関係だよ。スライダーで確かめてみよう。

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