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計算できない確率を見積もる(画びょう)

📖 言葉で読む:大数の法則 →
0204060投げた回数割合01上向き横上向き 4 / 5回
① 考えてみよう

画びょうを投げて「上向き(針が上)」が出る確率を知りたい。でもコインと違って表裏が対等じゃないから、計算では出せないんだ。どうしよう?

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アニメを見なくても、このページの流れを最後まで文章で追えるよ。

  1. ① 考えてみよう
  2. 1

    画びょうを投げて「上向き(針が上)」が出る確率を知りたい。でもコインと違って表裏が対等じゃないから、計算では出せないんだ。どうしよう?

  3. 2

    計算で出せないなら、確率はどうやって知ればいい?実際に何回も投げて記録すると、上向きの割合に何か起きるかも。そこに注目して見てみよう。

  4. ② 考え方
  5. 3

    計算できないなら、実際に投げて調べればいい。下のマスが1回ごとの結果(赤=上向き・白=横)、線はそこまでの上向きの割合だよ。横は回数、縦は割合。

  6. 4

    最初の数回は割合が大きくあばれているね。回数が少ないうちは、たまたまの偏りで割合がふらふら動いてしまうんだ。

  7. 5

    もっと投げてみよう。あれ?ゆれがだんだん小さくなって、0.6あたり(緑の線)に落ち着いてきた。回数を増やすほど割合が安定するんだね。

  8. ③ 解答
  9. 6

    60回で割合はほぼ0.6。この落ち着く先を「上向きが出る確率は約0.6」と見積もるんだ。計算で出せない確率は、たくさん試した相対度数から読み取る。これが使いどころだよ。

答案の書き方(記述例)

解き方がわかったら、次は答案に書く番。テストの解答用紙には、こんなふうに書けば伝わるよ。

画びょうの「上向き」と「横向き」は、形がちがうので出やすさが同じとはいえない(同様に確からしくない)。そのため、場合の数から確率を計算することはできない。

そこで、実際に画びょうを投げて、上向きが出た相対度数を調べる。

(相対度数)==(上向きが出た回数)÷\div(投げた回数)で、実験の結果、1010 回で 710=0.70\frac{7}{10} = 0.70、3030 回で 1830=0.60\frac{18}{30} = 0.60、6060 回で 3660=0.60\frac{36}{60} = 0.60 だった。

投げる回数を増やすと、相対度数のゆれは小さくなり、0.60.6 付近に落ち着いた。

多数回の実験で相対度数がある値に近づくとき、その値を確率とみなすことができる。

答え 上向きが出る確率は約 0.60.6

減点されやすいポイント

「上向きと横向きの2通りだから 12\frac{1}{2}」とするのは、2つが同じくらい出やすい(同様に確からしい)ときだけ使える考え方だよ。最初の5回の 45=0.8\frac{4}{5} = 0.8 のように、回数が少ないうちの割合はたまたまの偏りで大きくゆれるから、たくさん投げたあとの値を使おう。答えは「約 0.60.6」と、見積もりであることがわかるように書こうね。

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