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放物線の三角形を等積変形で二等分

放物線の三角形を等積変形で二等分全6問
(−1, 1)(2, 4)(0, 2)
① 考えてみよう

放物線 y=x2y=x^2 上の点 A、B と原点 O で三角形 OAB ができるよ。辺 AB が y 軸を横切る点 C(0,2)を通って、この三角形の面積をちょうど半分に分けたいんだ。

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アニメを見なくても、このページの流れを最後まで文章で追えるよ。

  1. ① 考えてみよう
  2. 1

    放物線 y=x2y=x^2 上の点 A、B と原点 O で三角形 OAB ができるよ。辺 AB が y 軸を横切る点 C(0,2)を通って、この三角形の面積をちょうど半分に分けたいんだ。

  3. 2

    C は頂点じゃないから、ただ結ぶだけでは半分にならない。でも「中線なら必ず半分」は知ってるよね。それをヒントに、C を通る二等分線はどんな線になるか予想してみよう。

  4. ② 考え方
  5. 3

    まず頂点 O から対辺 AB の中点 M へ中線をひくよ。分かれた2つの三角形は底辺 AM と MB が等しく高さも共通=面積も半分ずつ。でもこの線は C を通っていないのが困りどころ。

  6. 4

    そこで等積変形。底辺を OC(y 軸にそった縦の線)に固定して、中点 M をそれと平行に真下へ下ろすよ。辺 OB とぶつかったところが点 Q だね。

  7. 5

    △OCM と △OCQ は、底辺 OC が共通で、M と Q は OC からの距離も同じ(平行だからね)。だから面積はぴったり等しい=等積。M を Q に置きかえても、分けた面積は変わらないんだ。

  8. ③ 解答
  9. 6

    だから C と Q を結んだ直線 CQ が答え。中線による二等分を、等積変形で「C を通る線」へそっくり移しかえたんだね。

  10. 7

    確かめると、CQ で分かれた △BCQ と四角形 OACQ は、どちらも、もとの △OAB のちょうど半分の面積。頂点を通らない点からの二等分は、等積変形で中線に直すのが使いどころだよ。

答案の書き方(記述例)

解き方がわかったら、次は答案に書く番。テストの解答用紙には、こんなふうに書けば伝わるよ。

AA、BB は y=x2y = x^2 のグラフ上の点で、図より A(−1,1)A(-1, 1)、B(2,4)B(2, 4) である(1=(−1)21 = (-1)^2、4=224 = 2^2)。直線 ABAB と yy 軸の交点は C(0,2)C(0, 2) である。

辺 ABAB の中点を MM とすると M(−1+22,1+42)=(12,52)M\left(\frac{-1 + 2}{2}, \frac{1 + 4}{2}\right) = \left(\frac{1}{2}, \frac{5}{2}\right)

△OAM\triangle OAM と △OBM\triangle OBM は、底辺 AM=MBAM = MB で高さが共通なので面積が等しい。よって △OAM=12△OAB\triangle OAM = \frac{1}{2} \triangle OAB ……①

直線 OBOB は原点と B(2,4)B(2, 4) を通るので、傾きは 42=2\frac{4}{2} = 2 で、式は y=2xy = 2x

MM を通り OCOC(yy 軸)に平行な直線 x=12x = \frac{1}{2} と直線 OBOB の交点を QQ とすると、y=2×12=1y = 2 \times \frac{1}{2} = 1 より Q(12,1)Q\left(\frac{1}{2}, 1\right)

0<12<20 < \frac{1}{2} < 2 なので、QQ は辺 OBOB 上にある。

MQ∥OCMQ \parallel OC なので、△OCM\triangle OCM と △OCQ\triangle OCQ は底辺 OCOC が共通で高さが等しく、△OCM=△OCQ\triangle OCM = \triangle OCQ ……②

CC は辺 ABAB 上にあり、xx 座標が −1<0<12-1 < 0 < \frac{1}{2} なので線分 AMAM 上にある。よって △OAM=△OAC+△OCM\triangle OAM = \triangle OAC + \triangle OCM ……③

①、②、③より、四角形 OACQ=△OAC+△OCQ=△OAC+△OCM=△OAM=12△OABOACQ = \triangle OAC + \triangle OCQ = \triangle OAC + \triangle OCM = \triangle OAM = \frac{1}{2} \triangle OAB

よって直線 CQCQ は △OAB\triangle OAB の面積を二等分する。

(確かめ)△OAB\triangle OAB を OCOC で △OAC\triangle OAC と △OCB\triangle OCB に分けると △OAB=12×OC×{2−(−1)}=12×2×3=3\triangle OAB = \frac{1}{2} \times OC \times \{2 - (-1)\} = \frac{1}{2} \times 2 \times 3 = 3、四角形 OACQ=12×2×1+12×2×12=32OACQ = \frac{1}{2} \times 2 \times 1 + \frac{1}{2} \times 2 \times \frac{1}{2} = \frac{3}{2}

直線 CQCQ は C(0,2)C(0, 2)、Q(12,1)Q\left(\frac{1}{2}, 1\right) を通るので、傾きは 1−212−0=−2\frac{1 - 2}{\frac{1}{2} - 0} = -2 で、式は y=−2x+2y = -2x + 2

答え 点 CC と、辺 OBOB 上の点 (12,1)\left(\frac{1}{2}, 1\right) を結ぶ直線(y=−2x+2y = -2x + 2)

減点されやすいポイント

中線で二等分し、それを OCOC に平行に動かして等積変形する、という2段階を、それぞれ根拠つきで書くのがポイントだよ。CC と OO を結ぶと △OAC=1\triangle OAC = 1、△OCB=2\triangle OCB = 2 で半分ずつにならないし、辺 OBOB の中点 (1,2)(1, 2) と結ぶと、BB 側の三角形の面積は 11 で半分の 32\frac{3}{2} に届かないね。QQ が本当に辺 OBOB 上にあるか(0<12<20 < \frac{1}{2} < 2)も、ひとこと確かめておこう。

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