展開・因数分解
。バラバラのタイルを長方形に組み直すと、たて・横の因数が見える。展開の逆向き。
のようなタイルの集まり( の正方形・ の帯・ のかたまり)を、すきまなく つの長方形に並べ直せると、その長方形のたて・横の長さが因数になる。 は よこ ・たて の長方形に組めるから 。一般に、たして ・かけて になる 数 を見つければ と分解できる。
整数の範囲で分解するなら、定数項 の約数の組から「たして 」になる を探す。いつでも整数や実数で分解できるとは限らない(例えば二次式 は判別式 だと実数の範囲では因数分解できない)。
求める 因数を とおいて展開し、もとの式と係数を見比べる。
求める因数を とおいて展開すると、乗法公式の逆向きで になる。
これがもとの と等しくなるには、 の係数どうし・定数どうしが一致すればよい。つまり「たして ・かけて 」になる 数 を見つける問題に変わる。
なら、たして ・かけて の 数は と 。だから 。面積タイルでは、 の帯を 本と 本に分け、すきまを のタイルで埋めると、ちょうど よこ ・たて の長方形になる。
右から左へ を展開すれば に戻る。因数分解は展開の逆向きだ。また は二次方程式 の解の符号を反転したもので、解と係数の関係(和 ・積 )とも背中合わせなんだ。
コツは「 を 、 を に分ける」=和が の係数・積が定数。先に共通因数をくくり出す、 や を使う、なども因数分解公式の仲間。タイルがきれいな長方形に組めるかどうかが、分解できるかの目印になるよ。
言葉で読んだら、動くアニメと自分の手で確かめてみよう。
この定理が、実際の問題でどう効くのかを見てみよう。