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証明: √2 は無理数(背理法)

2\sqrt2 は分数で書けるだろうか。「もし書けたら」と仮定して、正方形の重なりからおかしなことが起きるのを見せる背理法に挑戦しよう。

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2\sqrt2 が無理数だと直接示すのは大変。そこで背理法。「もし有理数だったら」と仮定して、おかしなことが起きるのを見せるよ。有理数なら、これ以上約分できない分数 2=mn\sqrt2=\dfrac{m}{n} に書けるはず(nn は最小)。

これだけ思い出そう

「平方根は正方形の一辺」で、2\sqrt2 が面積2の正方形の一辺だったね。今回はその正方形の面積の関係を使って、2\sqrt2 を分数で書けないことを背理法でさぐるよ。

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    2\sqrt2 が無理数だと直接示すのは大変。そこで背理法。「もし有理数だったら」と仮定して、おかしなことが起きるのを見せるよ。有理数なら、これ以上約分できない分数 2=mn\sqrt2=\dfrac{m}{n} に書けるはず(nn は最小)。

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    両辺を2乗すると m2=2n2m^2 = 2n^2。これは面積の言葉で読める。「1辺 mm の正方形の面積は、1辺 nn の正方形2枚ぶんの面積に等しい」。この2枚を、大きな正方形の対角の隅にそっと置いてみよう。

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    n<m<2nn < m < 2n だから、2枚はまん中で重なり(赤)、両隅にすき間の正方形が2つできる(黄)。nn が半分より大きいから、はみ出して重なるんだね。

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    面積を数えよう。2枚の合計は大正方形と同じ(2n2=m22n^2=m^2)。でも2枚はまん中を二重におおい、両隅を残している。二重ぶん(重なり)が、残ったぶん(すき間2つ)とちょうど同じ。重なりの正方形 (2nm)2(2n-m)^2 = すき間2つ 2(mn)22(m-n)^2、だよ。

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    この式は「1辺 (2nm)(2n-m) の正方形 = 1辺 (mn)(m-n) の正方形2枚」という意味。m2=2n2m^2=2n^2 とそっくり同じ形だ!しかも 2nm2n-mmnm-n も、もとより小さい正の整数だよ。

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    同じことをくり返せば、もっと小さい組が無限に作れてしまう。でも nn は最小にとったはず。これは矛盾!だから 2\sqrt2 を分数で書くことはできない。2\sqrt2 は無理数だ、と証明できたよ。

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