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円錐の体積を積分で導く

📖 言葉で読む:回転体の体積(ディスク法) →
円錐の体積を積分で導く全2問
① 考えてみよう

底面の半径1・高さ4の円錐の体積を、積分で求めよう。直線 y=14xy=\frac{1}{4}x を xx軸のまわりに1回転させると、この円錐ができるよ。

テキストで読む

アニメを見なくても、このページの流れを最後まで文章で追えるよ。

  1. ① 考えてみよう
  2. 1

    底面の半径1・高さ4の円錐の体積を、積分で求めよう。直線 y=14xy=\frac{1}{4}x を xx軸のまわりに1回転させると、この円錐ができるよ。

  3. 2

    円錐をうすい円板に切り分けて足したら、体積に近づけられそう。答えはいくつになると思う?

  4. ② 考え方
  5. 3

    位置 xx でスパッと切ると、切り口は半径 r=14xr=\frac{1}{4}x の円。その断面積は S=πr2=π(14x)2=πx2/16S = \pi r^2 = \pi(\frac{1}{4}x)^2 = \pi x^2/16 だね。

  6. 4

    厚さ Δx\Delta x のうすい円板1枚の体積は、断面積×厚さ = S×ΔxS \times \Delta x。これは短冊1本ぶん。まず1枚でざっくり積もう。

  7. 5

    円板を増やして薄くするほど、はみ出していたすき間が消えて、本物の体積にぐんぐん近づくよ。

  8. ③ 解答
  9. 6

    うんと薄く・たくさんにすると、和は 4π/34\pi/3 ≈ 4.19 に近づく。これが ∫04πx2/16 dx\int_0^4 \pi x^2/16\,dx = 回転体の体積だよ。

  10. 7

    確かめると、円錐の公式 (1/3)πr2h=(1/3)π⋅12⋅4=4π/3(1/3)\pi r^2 h = (1/3)\pi \cdot 1^2 \cdot 4 = 4\pi/3 とぴったり同じ!回転体の体積は『断面積の積分』、これが使いどころだよ。

答案の書き方(記述例)

解き方がわかったら、次は答案に書く番。テストの解答用紙には、こんなふうに書けば伝わるよ。

直線 y=14xy = \frac{1}{4}x、xx 軸、直線 x=4x = 4 で囲まれた部分を xx 軸のまわりに1回転させてできる立体(底面の半径 11、高さ 44 の円錐)の体積を VV とする。

xx 軸に垂直な平面で位置 xx で切ると、切り口は半径 14x\frac{1}{4}x の円なので、断面積は π(14x)2=πx216\pi\left(\frac{1}{4}x\right)^2 = \frac{\pi x^2}{16}

回転体の体積は断面積を積分して求められるので V=π∫04y2 dx=∫04πx216 dxV = \pi\int_{0}^{4} y^2\,dx = \int_{0}^{4} \frac{\pi x^2}{16}\,dx

=π16[x33]04=π16×643=4π3= \frac{\pi}{16}\left[\frac{x^3}{3}\right]_{0}^{4} = \frac{\pi}{16} \times \frac{64}{3} = \frac{4\pi}{3}

(確かめ)円錐の体積の公式 13πr2h=13π×12×4=4π3\frac{1}{3}\pi r^2 h = \frac{1}{3}\pi \times 1^2 \times 4 = \frac{4\pi}{3} と一致する。

答え 4π3\frac{4\pi}{3}

減点されやすいポイント

答案では、回転軸(xx 軸)と積分の範囲(0≦x≦40 \leqq x \leqq 4)、切り口が半径 yy の円であることを書いてから V=π∫y2 dxV = \pi\int y^2\,dx に入ろう。yy を2乗し忘れて π∫04x4 dx\pi\int_0^4 \frac{x}{4}\,dx とすると 2π2\pi になってしまうね。13\frac{1}{3} を忘れて円柱と同じ 4π4\pi にするのも定番のまちがいだよ。

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