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放物線と直線で囲む面積(区分求積→1/6公式)

📖 言葉で読む:区分求積法(定積分と面積) →
放物線と直線で囲む面積(区分求積→1/6公式)全5問
① 考えてみよう

放物線 y=x2y = x^2 と直線 y=x+2y = x + 2 だよ。この2つで囲まれた弓のような形の面積を求めたいんだ。曲線がまざるから、四角形の公式だけじゃ無理だね。

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  1. ① 考えてみよう
  2. 1

    放物線 y=x2y = x^2 と直線 y=x+2y = x + 2 だよ。この2つで囲まれた弓のような形の面積を求めたいんだ。曲線がまざるから、四角形の公式だけじゃ無理だね。

  3. 2

    まっすぐな辺がないこの弓形、長方形や三角形の公式は使えないね。目もりを手がかりに、この弓形の面積はいくつくらいになるか予想してみよう。

  4. ② 考え方
  5. 3

    まず囲む範囲を決めよう。連立 x2=x+2x^2 = x + 2 を整理すると x2−x−2=0x^2-x-2=0、(x−2)(x+1)=0(x-2)(x+1)=0。交点は A(−1,1)(-1, 1) と B(2,4)(2, 4) だね。

  6. 4

    コツは「縦のすき間」に注目すること。各 xx で、上の直線から下の放物線を引くと (x+2)−x2=−x2+x+2(x+2)-x^2 = -x^2+x+2。これを g(x)g(x) と呼ぶよ。

  7. 5

    この g(x)g(x) を1本のグラフにすると、xx軸の上にのった山になる(A と B の xx座標 x=−1x=-1・x=2x=2 でちょうど0)。山の下の面積が、さっきの弓形の面積と同じなんだ。

  8. 6

    では区分求積。まず幅広の短冊1本でざっくり覆うと面積は 6.75。山よりだいぶ大きいね。ここから本数を増やしていくよ。

  9. 7

    4本に分けると約4.64。短冊を細くするほど、はみ出していた角が小さくなって、山にぴったり近づいていくのがわかる?

  10. 8

    16本では約4.51。本数を限りなく増やした先の値は 4.5。これが弓形のほんとうの面積=積分だよ。

  11. ③ 解答
  12. 9

    じつは近道があって、放物線と直線で囲む面積は x2x^2 の係数が1なら 1/6×1/6 \times(交点の差)3^3。ここは 1/6×(2−(−1))3=27/6=4.51/6 \times (2-(-1))^3 = 27/6 = 4.5。短冊を増やした先とぴったり一致するね!

答案の書き方(記述例)

解き方がわかったら、次は答案に書く番。テストの解答用紙には、こんなふうに書けば伝わるよ。

放物線 y=x2y = x^2 と直線 y=x+2y = x + 2 の交点の xx 座標は、x2=x+2x^2 = x + 2 より x2−x−2=0x^2 - x - 2 = 0、(x+1)(x−2)=0(x + 1)(x - 2) = 0 なので x=−1x = -1、22

−1≦x≦2-1 \leqq x \leqq 2 では (x+2)−x2=−(x+1)(x−2)≧0(x + 2) - x^2 = -(x + 1)(x - 2) \geqq 0 なので、直線が放物線の上にある。

よって、求める面積を SS とすると S=∫−12{(x+2)−x2} dx=−∫−12(x+1)(x−2) dxS = \int_{-1}^{2} \{(x + 2) - x^2\}\,dx = -\int_{-1}^{2} (x + 1)(x - 2)\,dx

=[x22+2x−x33]−12=(2+4−83)−(12−2+13)=103+76=92= \left[\frac{x^2}{2} + 2x - \frac{x^3}{3}\right]_{-1}^{2} = \left(2 + 4 - \frac{8}{3}\right) - \left(\frac{1}{2} - 2 + \frac{1}{3}\right) = \frac{10}{3} + \frac{7}{6} = \frac{9}{2}

(確かめ)∫αβ(x−α)(x−β) dx=−16(β−α)3\int_{\alpha}^{\beta} (x - \alpha)(x - \beta)\,dx = -\frac{1}{6}(\beta - \alpha)^3 で α=−1\alpha = -1、β=2\beta = 2 とすると、S=16{2−(−1)}3=92S = \frac{1}{6}\{2 - (-1)\}^3 = \frac{9}{2} と一致する。

答え 92\frac{9}{2}

減点されやすいポイント

面積は「上のグラフ −- 下のグラフ」を積分するので、どちらが上かを区間で確かめてから式を立てよう。下 −- 上で立てると −92-\frac{9}{2} と負の値になってしまうね。短冊1本で覆った 6.756.75 は近似の出発点で、面積そのものではないよ。16\frac{1}{6} 公式を使うときは、公式の形を1行書いてから数を入れると伝わりやすいね。

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