⏳ 読み込み中… この表示が消えないときは、ページを再読み込みしてください
8個の点を散布図に打ったよ。きれいな右上がりの一直線にそろっていて、相関係数 はぴったり 。「そろっているほど1に近い」だったね。
アニメを見なくても、このページの流れを最後まで文章で追えるよ。
8個の点を散布図に打ったよ。きれいな右上がりの一直線にそろっていて、相関係数 はぴったり 。「そろっているほど1に近い」だったね。
ここで、いちばん右の1点だけを直線から大きくはずしてみる。ほかの7点はきれいに並んだまま。相関係数 は大きく動くと思う?それともほぼそのまま?
さっそく、いちばん右の1点だけをグッと下げてみよう。ほかの7点は動かさず、その1点だけを大きく動かすよ。
見て、1点動かしただけなのに だった が までガクッと落ちた。8点中7点はきれいに並んだままなのに、外れた1点に が引っぱられてしまうんだ。
こういう、ほかから大きくはずれた点を「外れ値」というよ。相関係数はこの外れ値にとても弱い。だから散布図を見て外れ値がないか必ず確かめるのが大事なんだ。
答えは「 くらいまでガクッと下がる」。7点の並びは何も変えていないのに、外れた1点だけで はここまで動いてしまうんだ。
外れ値を直線にもどすと、 はまた へ。たった1点で大きく動く=相関係数は数字だけ見ず、点の散らばりごと見るべき、ということだね。
最後にもう一つ。 が大きくても「片方がもう片方の原因」とは限らない。たまたま両方が増えただけかもしれない。相関と因果は別もの、と覚えておこう。
解き方がわかったら、次は答案に書く番。テストの解答用紙には、こんなふうに書けば伝わるよ。
図より、はじめの8点は 、、…、 で、すべて直線 上にあるので、相関係数は である。
図より、外れ値に動かしたあとの8点は 、、…、 と である。
の平均は 、 の平均は
偏差の積の和は、( と の積の和)( の平均)( の平均)で求められるので
同様に、 の偏差の2乗の和は
の偏差の2乗の和は
相関係数の定義より、相関係数は共分散を と の標準偏差の積でわったもので、どれも個数 でわる量なので、和のままで計算できる。
は正のままなので正の相関は残るが、 から くらいまで大きく下がる。
答え は くらいまで下がる。相関係数は外れ値1つで大きく変わる
減点されやすいポイント
「7点はそろったままだから もほぼ 」と考えがちだけど、 はすべての点の偏差を使って計算するので、平均から遠い外れ値1つの影響をとても大きく受けるんだ。 は で正のままだから、負の相関( に近づく)になったわけではないよ。答案では、はずれた点の座標を図から読んだことも書いておこう。