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連続3整数の積が3の倍数

📖 言葉で読む:合同式(余りによる分類) →
連続3整数の積が3の倍数全2問
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① 考えてみよう

「連続する3つの整数のかけ算は、いつも3の倍数」。本当かな? 3でわった余りの色分けでたしかめよう。0から11まで並べるよ。

テキストで読む

アニメを見なくても、このページの流れを最後まで文章で追えるよ。

  1. ① 考えてみよう
  2. 1

    「連続する3つの整数のかけ算は、いつも3の倍数」。本当かな? 3でわった余りの色分けでたしかめよう。0から11まで並べるよ。

  3. 2

    3でわった余りは 0・1・2 の3種類。連続する3つを取ると、この3つの余りはどんなふうに並ぶと思う?

  4. ② 考え方
  5. 3

    まず3の倍数(余り0)のなかまに色をつけるよ。0・3・6・9…と、3つおきにきれいに並んでいるね。

  6. 4

    残りも色分け。余り1のなかま(1・4・7・10)、余り2のなかま(2・5・8・11)。どの数も、3つの色のどれかになるよ。

  7. 5

    ここで連続する3つ、たとえば 3・4・5 を見て。3つの色が1つずつそろって、3の倍数の色がちょうど1つ入っているね。

  8. 6

    どこから3つとっても同じ。7・8・9 でも、3の倍数の9が1つ入る。連続する3つには必ず3の倍数が1個ふくまれるんだ。

  9. ③ 解答
  10. 7

    理由は余りで分けるとわかるよ。nn が余り0なら nn 自身、余り1なら n+2n+2、余り2なら n+1n+1 が3の倍数。だから積 n(n+1)(n+2)n(n+1)(n+2) は必ず3の倍数。余りの分類で証明できたね。

答案の書き方(記述例)

解き方がわかったら、次は答案に書く番。テストの解答用紙には、こんなふうに書けば伝わるよ。

nn を整数とし、連続する3つの整数を nn、n+1n + 1、n+2n + 2 とする。

整数 nn を3でわった余りは 00、11、22 のどれか1つなので、次の3つの場合に、もれなく重なりなく分けられる。

(i) 余りが 00 のとき、nn は3の倍数である。

(ii) 余りが 11 のとき、n=3k+1n = 3k + 1(kk は整数)と表せる。n+2=3k+3=3(k+1)n + 2 = 3k + 3 = 3(k + 1) で、k+1k + 1 は整数なので、n+2n + 2 は3の倍数である。

(iii) 余りが 22 のとき、n=3k+2n = 3k + 2(kk は整数)と表せる。n+1=3k+3=3(k+1)n + 1 = 3k + 3 = 3(k + 1) で、k+1k + 1 は整数なので、n+1n + 1 は3の倍数である。

(i)、(ii)、(iii) のどの場合も、nn、n+1n + 1、n+2n + 2 のうち1つは3の倍数である。

3の倍数を1つでもかけた積は3の倍数なので、n(n+1)(n+2)n(n + 1)(n + 2) は3の倍数である。

したがって、連続する3つの整数の積は、いつも3の倍数である。

減点されやすいポイント

3×4×5=603 \times 4 \times 5 = 60 のように例をいくつか試すだけでは「いつも」の証明にならないので、3でわった余りで場合分けしよう。場合分けでは「余りは 00、11、22 のどれか」と書いて、もれがないことを示すのが大事だよ。n=3k+1n = 3k + 1 と置いたら「kk は整数」も忘れずに書いてね。合同式(33 を法として合同)を使って「n≡1(mod3)n \equiv 1 \pmod{3} のとき n+2≡0(mod3)n + 2 \equiv 0 \pmod{3}」と書いてもいいよ。

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