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工場A・Bが同じ製品を50個ずつ、合わせて100個つくったら、不良品がAで10個、Bで20個出たよ。不良品の中から1つを無作為に拾ったとき、それがA工場のものである確率は?
アニメを見なくても、このページの流れを最後まで文章で追えるよ。
工場A・Bが同じ製品を50個ずつ、合わせて100個つくったら、不良品がAで10個、Bで20個出たよ。不良品の中から1つを無作為に拾ったとき、それがA工場のものである確率は?
何も知らなければA製の確率は五分五分のはず。でも「不良だった」とわかると、その確率は上がる?下がる?確率の値でも予想してみて。
まず作った数で左右に分けたよ。AもBも50個ずつでちょうど半分こ。何も知らなければ、ある1個がA製の確率もB製の確率も だね。
でも工場ごとに不良の出やすさが違うんだ。下のオレンジが不良品。Aは50個中10個、Bは50個中20個が不良。Bのほうがずっと不良が多いね。
ここで「不良だった製品だけ」に注目しよう。オレンジの2マスだけが新しい全体。これが絞り込みだよ。不良ぜんたいは 個だね。
その30個のうち、A工場のものは10個。だから「不良品がA製だった確率」。分母を不良の世界に置きかえるのがコツだよ。
何も知らなければ だったのが、不良とわかった瞬間 に下がったね。原因をさかのぼると、不良の多いB工場のほうが疑わしくなる。これが条件付き確率=ベイズの逆算だよ。
解き方がわかったら、次は答案に書く番。テストの解答用紙には、こんなふうに書けば伝わるよ。
A工場の製品である事象を 、不良品である事象を とする。
仮定より、A工場の製品 個のうち不良品は 個、B工場の製品 個のうち不良品は 個である。
不良品の中から無作為に1つ拾うので、不良品のどの1個を拾うことも同様に確からしく、確率は個数の比で求められる。
不良品は全部で 個あり、そのうちA工場の製品は 個である。
求める確率は、不良品であるという条件のもとで A 工場の製品である条件付き確率なので
答え
減点されやすいポイント
条件付き確率は「分母をどこに置きかえたか」を書くのがいちばん大事だよ。「不良品は全部で30個」と分母を先に示しておこう。分母を100個のままにして A製の割合 としたり、向きを逆にして「A製のうち不良品の割合」 としたりするのが定番のまちがいだね。答案の は、解説では と書いたもので、教科書では とも書くよ。